DVやモラハラを受けてる人がなんで暴力から逃げられないのかっていうと、思い込みが強すぎる部分があるからなんだよね。
♦︎♦︎♦︎♦︎♦︎♦︎♦︎♦︎♦︎♦︎♦︎♦︎
大人の保健室へようこそ、カウンセラーのダイヤです。
今日のテーマは「DV・モラハラ被害者の心理」。
親とか、恋人とか、上司とか。そういう人からからDVやモラハラを受けてて、「逃げなくちゃいけないって分かってるのに逃げられない」っていうことがあるよね。
これはね、被害者の思考パターンとして思い込みが強すぎる部分があったりするの。
よくある被害者の心理とか思考パターンとかを三つ挙げてみるね。
1 好きだと思い込もうとしてる
相手が親でも恋人でも会社でもそうなんだけど
「わたしはこの人を好きなはず」
「好きでいたい」
「好きでなければいけない」
「嫌いになってはいけない」
っていう強い思い込みがあるんだよね。
そういうふうに、自分に言い聞かせてる部分があるの。
それはね、原因としては「家族がいない自分」「恋人がいない自分」「仕事をすぐ辞める自分」、そういう自分に耐えられないとか。
そういう自分を許せないとかね。
そういうふうに、ちょっと自信がなくて形式にこだわりすぎてるところがあるかもしれないね。
2 役に立たなくちゃいけないと思っている
この思い込みもすごく強いんだよね。
「人の役に立たなくちゃいけない」とか、「人の役に立たないと存在価値がない」っていう強迫観念があったりするの。
「人の役に立つのって楽しいな」ぐらいだったらいいけどね。そのぐらいだったら問題ないんだけど。
「人の役に立たない自分は生きてる価値がない」とか、暴力を受けて命が危ないのに、それでも相手の役に立とうとするとか。
そうなっちゃうとちょっと病的なレベルだよね。
そこまでして役に立たなくてもいいはずだよね。
「何の役にも立たなくても自分は愛されるし価値があるんだ」っていうふうに思えるといいかもしれないね。
3 絶対に見捨ててはいけないと思っている
逃げるとか見捨てるっていうのは絶対にしてはいけないことだ。
かっこ悪いとか、情けないとか。
そういう思い込みがあるかもしれないね。
負けるとか諦めるとか、中途半端に放り出すとか。
そういうのはすごく悪いことだから絶対にしちゃいけない。
そういうふうに強く思いすぎてるんだよね。
そういう「逃げるイコール悪」っていう刷り込みもあるし、もう一つには、自分自身に見捨てられ不安があるってこともあるね。
自分自身に見捨てられ不安があると人を見捨てることができないのね。
「自分が見捨てられて傷ついてきたから人には絶対したくない」っていう、そういう気持ちが強くて、DVやモラハラの相手でも逃げられないっていうことがあるの。
ちょっと自分の思い込みのせいで自分がツラくなっちゃってる人が多いかな。
だから、「どうも自分はDVとかモラハラを受けることが多い」とか、「今実際にDVやモラハラを受けてるんだけど逃げられなくてツラい」とか。
そういう悩みがあるようなら、そういうところを少し見直してみるといいのかなって思います。
ハイ、そんな感じでした。
♦︎♦︎♦︎♦︎♦︎♦︎♦︎♦︎♦︎♦︎♦︎♦︎
それではまた次の記事でお会いしましょう。
カウンセラーのダイヤでした。ラビュー❤︎
気に入ったらサポートしてね♪