【カウンセラーが答える!】DV・モラハラ加害者の心理 繰り返す暴力はカウンセリングや更生プログラムで治るの?

DVやモラハラの加害者っていうのは言葉の通じないモンスターなんかじゃなくて、ただ愛し方を学ばなかっただけの一人の人間なんだよね。

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大人の保健室へようこそ、セクマイカウンセラーのダイヤです。
今日のテーマは「DV・モラハラ加害者の心理」。


DVとかモラハラの加害者っていうのは、言葉の通じないモンスターじゃなくって、
ただ愛し方を学ばなかっただけ、健全なパートナーシップっていうことを学ぶ機会がなかっただけの一人の人間なんだよね。

誰でも最初は「幸せになりたい」「この人を幸せにしたい」と思って結婚するの。
最初から「DVしてやろう」とか「モラハラしてやろう」とか、そんなふうに思って結婚する人なんていないんだよね。
愛する人との幸せな未来を夢見て結婚するの。

なんだけど、日々のストレスとか、重すぎる責任とか、発達障害とかアダルトチルドレンとか、ウツとか。
そういうものがたくさん折り重なって言って、いつの間にか暴力的な態度になっちゃってるんだよね。

「誠実に愛そうとすればするほど傷つけてしまう」
「もうやめたい」「こんなはずじゃないのに」
「どうしたらいいのか分からない」
「どう愛したらいいのか分からない」
「夫として妻としてちゃんとやってるはずなのになんで上手くいかないんだろう」

DVやモラハラの加害者っていうのは、そういう激しい葛藤の中にいるんだよね。
パートナーを傷つけてしまったことに深い後悔と反省と罪悪感で地獄の苦しみを味わってるの。
暴力的な態度でしか愛を伝えられないことに加害者本人もすごく苦しんでるんだよね。

で、そこから一体どうやって健全なパートナーシップを作ったらいいんだろうっていうことを必死で模索してるんだよね。


じゃあ、実際に健全なパートナーシップを作るってどうやったらいいかっていうことなんだけど。前にもね、いくつか依存とかアダルトチルドレンについての記事をアップしてるから、それも参考になると思う。

それから、今日ここで紹介したいことは二つあるの。

まずはね、加害者である自覚をすること。
これはね、ものすごく怖いだし、勇気がいることなんだけど。
まず自分が加害者であることを認めるのがまずは一番大切な第一歩になるよね。
そこから、自分の新しい人生が始まるから、すごく怖いことだけど勇気を出して向き合って見てほしいなって思います。


もう一つは、愛し方を学ぶことね。
愛し方っていうのはね、実は学べば誰でもできるようになるものなの。

会話の仕方、相談の仕方、気持ちの伝え方、ケンカの仕方、仲直りの仕方。

そういうことを教えてもらえなかったし、お手本もなかったんだよね。
でもお料理と一緒で、学べば誰でもできるようになることなの。
習わなかったらできないのは当たり前なんだよね。

学ぶ機会がなかったのは、習わなかったっていうのは、決して自分のせいじゃないの。
全然悪くないし、恥ずかしいことではないんだよね。
今からでも遅くないから一つずつでも学んでみるといいんじゃないかな。

加害者向けの更生プログラムとか加害者ケアって、まだまだ本当に少ないけど探せばいくつかはあるし、もちろんわたしも加害者からの相談を受付けてるしね。
いろんなケアセンターとか本を積極的に探してみてください。


はい、そんな感じでした。

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それではまた次の記事でお会いしましょう。

セクマイカウンセラーのダイヤでした。ラビュー♥

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ABOUTこの記事をかいた人

パンセクシャルでポリアモリーでADHD虹 当事者カウンセラーとしてオンラインカウンセリングやYouTube配信など各メディアで積極的に活動中。