自死した人の魂はどこへ行くの? そのスピリチュアルな意味 うつ? カルマ? 遺族が悲しみを受け入れて生きていくには

大人の保健室へようこそ、カウンセラーのダイヤです。
今日のテーマは「自死した人の魂はどこへ行くの?」
友達とか、恋人とか、家族とか。身近な人を自死で亡くしたことがある人への話ね。


まず最初に言えることは、自死も寿命の一つなんだよっていうこと。

長い目で、大きな目で見ればそれも自然な寿命なんだよね。
自死でも事故でも病気でも、それはそれで自然な寿命なの。
もちろん、特に若くして亡くなるっていうことがあると、すごくつらいんだけど、でもそれは誰のせいでもないんだよね。
本人も周りも何も悪くないの。
自然な寿命の一つだから。

だからどんな形で亡くなったとしても、今は静かで穏やかな場所にいるんだよね。


それからもう一つ大事なこと。

亡くなった人の本心はなんだったのかっていうこと。


これは、残された人はみんなすごく気になると思うから説明しておくね。

すごく大事なことなんだけど、大きな病気をして亡くなる人っていうのは、亡くなる直前に人格が豹変するっていうことがよくあるの。

ガン、ウツ、脳溢血、痴呆、アルツハイマー。

そういう大きな病気をすると、病気が原因で人格が変わってしまうっていうことが、すごくよくあるの。
本来のその人じゃなくなっちゃうんだよね。
それは、原因として、物理的に脳の形が変わったりっていうこともあるだろうし、精神的に負担が大きくてっていうこともあるだろうしね。
そういういろんな原因が重なって、病気のせいで人格が変わってしまうっていうのは、すごくよくあることなの。

だから、亡くなる1-2年前の「頑固で怒りっぽくて疑い深くて人のせいにして」っていうのは、決して本来のその人じゃないんだよね。
それはあくまでも病気のせい、病気の症状であって本人の人格ではないの。
そこの部分は忘れていいの。
寝ぼけてるような、酔っぱらってるような状態だと思っていい。
本人の意志じゃないし、本人の希望する行動じゃないのね。

じゃあどうしたらいいかっていうと。

その人と楽しく過ごした時のことを思い出してみてほしいの。
元気で楽しかった頃のその人に話しかけてみて。

「あの時は〇〇に行って楽しかったねよね」
「こういうことを一緒にするのが好きだったでしょ」

そんなふうに元気だった頃のその人に話しかけてみるといいと思う。
それは、亡くなる前でもいいし亡くなってからでもいいの。
元気な頃のその人に話しかける。
そうすると、必ずその人の本当の心の声が聞こえるんだよね。

「ありがとう 先に行くけどごめんね さみしい思いさせちゃってごめんね
でもあなたに会えてよかったよ 楽しかったよ」

そういうサインが必ずあるはずだから。
それがあなたへの本当のメッセージなのね。


病気のせいで、言ってみれば錯乱状態になっちゃってる。
寝ぼけてるような、酔っぱらってるような状態になっちゃってる。

それでも、その薄れ行く意識の中で絶対に愛と感謝を伝えようとしてくれてるんだよね。
そっちが本当の魂の声だから、そっちを聞いてあげてほしい。

本当にね、周りは大変だよね。
暴れたり、あなたを罵ったり、愚痴や文句を言ったり、ウソをついたりっていうことをするかもしれない。
でもそれは病気の症状であって本心じゃないの。

元気だった頃のその人が本当のその人なんだよね。

錯乱状態の中で、最後の力を振り絞って、なんとかしてあなたに愛と感謝を伝えようとしてるはずだから、その小さな命の輝きを見逃さないでほしいの。

そんな感じでした。

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それではまた次の記事でお会いしましょう。
カウンセラーのダイヤでした。ラビュー❤︎

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ABOUTこの記事をかいた人

パンセクシャルでポリアモリーでADHD虹 当事者カウンセラーとしてオンラインカウンセリングやYouTube配信など各メディアで積極的に活動中。