発達障害の脳には瞑想がすごくいいんだよね。
でも、そもそも多動がある人には、目を閉じてジッとしてる瞑想ってなかなかできないよね。
だから、多動の人が日常生活の中でやりやすい簡単な「ながら瞑想」を紹介するね。
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大人の保健室へようこそ、セクマイ発達カウンセラーのダイヤです。
このチャンネルでは、セクシャリティや発達障害などについての質問にお答えしています。
今日のテーマは「ADHDだから瞑想ができない」。
発達障害があると、ネガティブな思考のループを止まらなくなっちゃうとか、感情の浮き沈みが激しいとか。
そういうことってあるよね。
そういう時に、瞑想がすごく効果的なのね。
瞑想すると脳波が安定してネガティブな思考が止まったり感情が穏やかになったりっていう効果があるんだよね。
で、瞑想って言うと大体みんな目を閉じて座ってジッと静かにするっていう瞑想を想像すると思うの。
これが一般的な瞑想だよね。
でも、これは静と動で言うところの、静の瞑想なのね。
それに対して、体を動かしながらする動の瞑想っていうのがあるの。
思考の多動とか行動の多動がある人には動の瞑想がおススメなんだよね。
軽い運動(ストレッチ ウォーキング サイクリング 水泳)
集中のスポーツ(ダーツ 弓道 ゴルフ ビリヤード)
家事(食器洗い 洗濯 掃除)
単純作業(塗り絵 パズル マニキュア 編み物 文字起こし)
こういう動の瞑想をやると、雑念がなくなるのね。
体や頭を動かしながらも、雑念をなくすことができるの。
ちょうどよく思考のスキマがあるの。
熟考してるわけでもなく、かといって熟睡してるわけでもないっていう、ちょうどよく意識のオンとオフの間ぐらいの状態になるの。
これが、一番リラックスして脳波が安定している状態なんだよね。
だから、多動があってなかなかジッとしてる静の瞑想ができないっていう人には、この動の瞑想がおススメ。
ただしこの「ながら瞑想」っていうのはあくまでも多動があってジッとする静の瞑想が合わないっていう人のための方法ね。
ビジネスシーンで言われるような、「時間の短縮」とか「効率よくリフレッシュする」とかそういう目的でやるのは、そもそも根本的にズレてるんだよね。
忙しくスケジュールを詰め込みすぎて休む暇がないっていう、そういう生活自体を見直す必要があるの。
瞑想っていうのは、そもそもの大前提として、効率とか成果とか競争とかそういうことを手放して予定を減らすことが大事なんだよね。
ハイ、そんな感じでした。
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