セクシャリティに関して新しい専門用語が毎年たくさん生まれてて、もう当事者でも何が何だか分からないぐらい細分化されてるよね。
じゃあなんでそんなに細分化されてるのか、どうしたらいいのか話してみるね。
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大人の保健室へようこそ、セクマイカウンセラーのダイヤです。
今日のテーマは「LGBT 細分化されすぎ」。
LGBTっていう言葉だけじゃなくて、
最近はセクシャリティに関する言葉って言うのが毎年毎年たくさん出てきて、今は
LGBTTQQIAAP
なんて言ったりもするの。
トランスセクシャル
クィア
パンセクシャル
デミセクシャル
サピオセクシャル
専門用語が多すぎてもう誰も分からないの。
当事者でさえもなんだかよく分からなくなってるのね。
じゃあなんでそこまで細分化されてるのか? ってことだよね。
そもそも、社会が個人に型通りの幸せ像を押し付けてるじゃない?
一人の男性が一人の女性と結婚して、企業に努めて、月金9時5時で働いて、子供を持って家を買う。
そうすれば必ず幸せになれますよ。
そうしなければ幸せになれませんよ。
そういうふうに、社会が個人に対して型通りの幸せ像を押し付けてるよね。
「ちゃんと」異性愛者になって
「ちゃんと」働いて
「ちゃんと」結婚して。
そうすれば、誰でも自動的に必ず幸せになれますよ。
みんなこれをやらなくちゃいけません。
そんなふうに、社会が型通りの幸せ像を押し付けてるんだけど。
その理想像がワンパターンすぎるんだよね。
バリエーションが少なすぎるよね。
別に異性愛者じゃなくても
結婚しなくても
企業に努めなくても
子供を持たなくても
家を買わなくても
それでも幸せな人生っていっぱいあるでしょ?
幸せのバリエーションってもっといっぱいあるはずだよね。
どういう人生だって、自分らしさを認めてもらえれば幸せになれるよね。
そもそも「ちゃんと」なんてどこにもないよね。
結婚の仕方、仕事の仕方、恋愛の仕方。
本当はもっともっといろんな人生があるんだよね。
先に「ちゃんと」っていう理想像があるから、そこから外れた幸せの形を言語だけで説明しようとするから、新しい専門用語が必要になっちゃうんだよね。
でもね、生物界を見渡したら「ちゃんと」なんてどこにもないよね。
だって、ハチは空中で交尾するし、深海魚は交尾のあとにオスがメスの体内に吸収されたりするし。
ありとあらゆる生き方があるでしょ。
人間だって同じだよね。
生きるっていうこと、ジェンダーやセクシャリティっていうことは、本来はとっても自由で豊かでバリエーションが無数にあるんだよね。
本当は、「LGBT」なんて用語がなくても、みんなが当たり前にそれぞれを認め合う世界。
みんなが自分らしさを認め合う世界。
そういう世界だったらいいよね。
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それではまた次の記事でお会いしましょう。
カウンセラーのダイヤでした。ラビュー❤︎
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