平等ってなんなのか、平等な社会を作るために自分は何をしたらいいのか。
そんなことについて話してみるね。
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大人の保健室へようこそ、セクマイカウンセラーのダイヤです。
このブログでは、セクシャリティや発達障害などについての質問にお答えしています。
今日のテーマは「平等って何?」。
セクシャルマイノリティだったり発達障害だったりすると、いろんな偏見・誤解・差別を受けることがあるよね。
前にも「差別って何?」っていう記事で差別が生まれる原因を話したよね。
じゃあ今度は、平等な社会を作るために自分は何をしたらいいのか。
自分が差別をしてないかどうか。
そういうことについて話してみるね。
*「悪いこと」って思い込んでないか
まず一つ目にできることとしては、「悪いこと」って思い込んでないかどうかだよね。
セクマイだったり、発達障害だったり、車いすの人、目が見えない人。
そういうことを、「悪いこと」「かわいそう」って思い込んでないかどうかだよね。
本人がそう思ってるかどうかは、本人に聞いてみないと分からないよね。
もしかしたら、本人はそれをすごくエンジョイしてるかもしれないし、全く気にしてないかもしれない。
それなのに、周りが「これは悪いことなんだ」「かわいそうなことなんだ」っていう思い込みを持つだけで、言い出しにくくなるよね。
そして何より、その人の自己肯定感を傷つけることになるよね。
「セクシャルマイノリティはかわいそうなんだ」
「車いすはかわいそうなんだ」
っていう風に思い込むことで、その人の人間としての尊厳を傷つけることになっちゃうよね。
だから、まずはその思い込みをやめることが平等の第一歩だよね。
*自分の特権を忘れない
少数派の人達って社会的に立場が弱いんだよね。
「こうしてほしい」「こういうことに困ってる」っていう希望を聞いてもらえる機会が少ないの。
例えば、右利きの人はマジョリティだから、黙ってても改札のタッチパネルは右に設置してもらえるでしょ。
で、もしそれがタッチしにくい場所にあったら「これは不便だ」ってことを言いやすいよね。
言いやすいし、さらに、たくさんの人が言うから社会がすぐに対応してくれるよね。
でも、左利きの人はそうじゃないよね。
だから、マジョリティとマイノリティの間にはパワーバランスがあるよね。
立場が全然違うの。
例え自分がマジョリティの立場にあるときも、
「マイノリティにとっては不利な社会システムになってるかもしれない」
っていうことを頭の隅に置いとくことが大事だよね。
マジョリティにとってもマイノリティにとっても暮らしやすい社会。
それが平等ということだよね。
日本に住んでる日本人で右利きであるっていう場合に、人は自分の特権を忘れがちなんだよね。
無頓着になってしまいがちなの。
でも、世の中には少数派で発言力が弱い。
困っていても、助けてもらえる機会が少ない。
そういう人達がいることを忘れないこと。
それが、平等な社会のためにはすごく大事なんじゃないかなって思います。
ハイ、そんな感じでした。
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それではまた次の記事でお会いしましょう。
セクマイカウンセラーのダイヤでした。ラビュー❤︎
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