自分が毒親だってことに気が付いた。
毒親を治したい。
子供への罪悪感でツラい。
なんとかつぐないをしたい。
そういう気持ちがあるなら、必ずやり直すチャンスがあるから大丈夫なの。
毒親にならない努力も大事だけど、毒親である自分を許すことも大事だよね。
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大人の保健室へようこそ、セクマイカウンセラーのダイヤです。
このブログでは、セクシャリティや発達障害などについての質問にお答えしています。
今日のテーマは「毒親になってもいい」。
「毒親になりそうで怖い」とか、「毒親を治したい」とかね。
そういう悩みってあるよね。
もちろん、毒親にならないための努力も大切だけど、でも最悪は毒親になってもいいんだよね。
どうしても毒親になっちゃうときだってあるよね。
それでも、子供は子供でいつかちゃんと乗り越えるから大丈夫なの。
もし、自分の中に「毒親になりたくない」「毒親を治したい」っていう良心があるなら、必ずどこかで反省して自分の人生をやり直すことができるだろうから。
人生に余裕がなくて手がいっぱいで、毒親になっちゃうことだってあるよね。
誰だって完璧じゃないから、誰一人傷つけないで生きていくことなんてできないんだよね。
完璧な親になんて、なろうとしなくていいの。
できるだけ毒親にならないように、最低限の努力はした方がいいだろうけど、それでもどうしても毒親になっちゃったらしょうがないよね。
そこから自分の人生をどう立て直すかってことを考えるのが大事だと思う。
「絶対に毒親になっちゃいけない」って神経質に緊張しすぎると余計ツラくなっちゃうよね。
毒親になっちゃった、どうしたらいいんだろう。
どう立て直したらいいんだろう。っていうことだけど。
一つ言えるのは、子供に許してもらおうと思わないことだよね。
加害行為をしたのは自分なんだから、それはそれで、自分でしっかり受け止めること。
子供に許してもらおうと思うと、また依存しちゃうんだよね。
自分の寂しさや自信のなさや過去の罪悪感を、子供で埋めようとしないこと。
そういうものを処理するのに、子供を利用しないことだよね。
自分の加害行為を本当に許せるのは、被害者じゃなくて、自分なんだよね。
自分で何とかしなくちゃいけないことなの。
もちろんね、「自分一人で」っていう意味じゃなくて、いろんな人に助けてもらうことができると思うよ。
カウンセラーだったり、自助グループの仲間だったり、恋人とか、配偶者とか、友達とかね。
そういう人に助けてもらうことは、できるよね。
でも、自分の罪悪感を助けてもらうのは、子供じゃない。
被害者じゃないよね。
子どもの人生は子どものもので、親には関係ないんだよね。
不幸になるのも子供の自由だし。
親を嫌うのも、親を憎むのも、子供の自由だよね。
絶縁するのも、子供の自由。
それでもちゃんと幸せになれるっていうふうに、相手の生きる力を信じることだよね。
ハイ、そんな感じでした。
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