セクシャルマイノリティや発達障害の人達に向けられる誤解・偏見・差別ってあるよね。
それはどういう理由で生まれるのか、差別が生まれる原因を4つのポイントで説明するね。
♦︎♦︎♦︎♦︎♦︎♦︎♦︎♦︎♦︎♦︎♦︎♦︎
大人の保健室へようこそ、セクマイカウンセラーのダイヤです。
このブログでは、セクシャリティや発達障害などについての質問にお答えしています。
今日のテーマは「差別って何? 差別が生まれる4つの原因」。
セクシャルマイノリティだったり、発達障害だったり。
そういう人は、少なからず誤解とか偏見とか差別っていうのを、受けたことがあると思うのね。
じゃあその、差別的な現象が生まれる原因を4つのポイントで説明するね。
1 否定的な目で見られる
セクマイだったり発達障害だったりすることを、完全に
「悪い ダメ 恥ずかしい かわいそう 気まずい」って決めつけられちゃうってことね。
でも、本来はセクシャリティが同性だったりとか両性だったりとかするっていうのは、
「血液型がAB型です」っていうことと同じなはずなのに、ニュートラルじゃないよね。
100%悪いこと、かわいそうなことって決めつけられてるよね。
わたし自身は自分のセクや発達を血液型ぐらいにしか思ってないのね。
そういう特徴っていうだけで、別にえらいともかわいそうとも思ってないの。
「AB 型だよー」っていうぐらい、あんまり気にしてない。
または、エンジョイしてるんだよね。
「レズビアンでよかったな」「ADHDって最高だな」って、楽しんでるんだよね。
でも、世の中では常に否定的な目で見られちゃうんだよね。
それがまずは大きな偏見だよね。
2 社会システムがなくて不利
人口が少ないから社会的に立場が弱くて、不利な状況なのね。
そういう人のために、社会システムが作られてない。
そういう人を想定して、システムが作られてないっていうこと。
例えば、在日外国人だったりとか、それから左利きの人だったりとかね。
割合が少ないから、社会がその人たちのために作られてないよね。
日本のレストランにはイスラムやヒンズー用のメニューがないとか。
背の高い西洋人にとっては天井が低いとか、ベッドが小さいとか。
左利きだと特別なはさみを買わなくちゃいけないとか、改札のタッチする部分も右側にしかないとかね。
そんなふうにして、数が少ないってことで、ちょっと不利だったりちょっと不便だったりするんだよね。
常にマジョリティに合わせなくちゃいけない。
そういう不便さを感じて暮らしているんだよね。
3 同調圧力
同調圧力っていうのはどういうことかって言うと。
今この場所にいる10人のうち9人が「お寿司を食べたい」って言ったとするじゃない。
そうすると、
「自分は今お寿司の気分じゃないな」って思ってても言い出しにくいよね。
それだけでプレッシャーになっちゃうよね。
だからわたしも、まわりに10人のお友達がいて、全員がヘテロセクシャル(異性愛者)のことしか想定してない会話の中にいると、やっぱりちょっと同調圧力を感じるんだよね。
全員が「わたしの彼氏が~」「結婚しようと思ってて~」っていうふうに、ヘテロセクシャルのことしか想定していない場所だと、なんとなく自分のセクシャリティを言い出しにくいなって感じるんだよね。
だから、ついごまかしちゃう。
そういうことがあるの。
もし、世の中で自分の血液型を言いにくいっていう状況があったら、すごく息苦しいでしょ。
「AB型は人数が少ないから、かわいそうで悪いことだから、言い出しにくい」っていうような状況だったらすごく息苦しいよね。
4 発言権がない
少数派の人達っていうのは、社会的に立場が弱いんだよね。
発言力がないわけ。
人数が少ないからね。
左利きの人達の声
セクシャルマイノリティの声
発達障害の人達の声
マイノリティの人達の声って、社会になかなか聞いてもらえないんだよね。
「こうしてほしい」
「こうだったらいいのに」
「こんなことで困ってる」
そういう希望を聞いてもらえる機会が、そもそも少ないのね。
そのこと自体が平等じゃないよね。
圧倒的に不利でパワーバランスがあるよね。
そんなふうに、今あげた4つのポイントをはじめとして、いろんな社会的な背景が差別を生む原因になってるんじゃないかなと思います。
ハイ、そんな感じでした。
♦︎♦︎♦︎♦︎♦︎♦︎♦︎♦︎♦︎♦︎♦︎♦︎
それではまた次の記事でお会いしましょう。
セクマイカウンセラーのダイヤでした。ラビュー❤︎
「このお話いいな」と思ったらサポートしてね♪