カウンセラーが答える! DV・モラハラの恋人と別れるには さみしいと思えるうちに別れるのがベスト 弁護士や警察が出て来る前に距離を置こう

DV・モラハラの恋人とどうやって別れるかっていうと、さみしいって感じるうちに別れることだと思う。
あともう一回だけ信じてみようとか、そうやって頑張ってるうちに、どんどん事態がこじれていくから。

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大人の保健室へようこそ、セクマイカウンセラーのダイヤです。
このブログでは、LGBTや発達障害などについての質問にお答えしています。
今日のテーマは「DV・モラハラ 別れ方」。

恋人とDVやモラハラの関係になっちゃった。
でも好きだし、いいところもあるから、なかなか別れる決意がつかない。
そういう悩みってあるよね。
結論から言うと、「さみしいな」って感じるうちに別れるのが一番いいと思うよ。

DV・モラハラの関係になってる人がよく言うセリフがあるのね。

それは、

「悪気はないと思う」
「いい人なんだけど」
「わたしが○○なのがいけないんだけど」

こういうセリフが出て来るっていうのは、長い時間をかけて、かなりのストレスを溜めてる証拠なの。

あともう一回だけやり直してみよう
あともう一回だけ信じてみよう
なんとかして関係を続けよう

そうやって、ムリして頑張ってるうちに、関係をこじらせていくんだよね。

目標として、「分かり合うこと」「関係を続けること」っていう設定をしたらすごくキツくなっちゃうのね。
「分かり合える」「愛し合える」「前みたいに楽しい関係に戻れる」とかっていうのは、ファンタジーで、幻想だよね。
それはほとんどムリなの。

そこをムリに目指そうと、するとお互い支配的になっちゃう。
状況をコントロールしようとして傷つけあっちゃう。
だから、お互いに心や体に致命傷負うことなく別れることが、最善の目標。
そういうふうに設定しておけば気持ちが少し楽だよね。
取り返しのつかないケガをする前に、弁護士や警察が必要になる前に別れることを視野に入れた方がいいんだよね。

それはなんでかって言うと、正確に言うとね、実は緊張を生む原因はまさにその

「絶対に別れない」
「わたしを理解してくれるのはこの人しかいない」
「なんとしてでも関係を続けよう」

っていう考えにあるの。

それ自体が、すごく危険な状況を作ってる原因なんだよね。
「別れても別れなくてもどっちにしてもお互い幸せに生きていけるよね」
「どんな結果になっても大丈夫だよね」

そういう安心感を持つことが大切なんだよね。
そういう安心感でリラックスして過ごすことができるようになれば、別れても別れなくてもどっちでもいいんだよね。

そのためには、その人以外の理解者を見つけるっていうことがすごく大事になってくるの。
居場所を作るっていうことだよね。
その人以外にも、あなたを優しく受け入れて愛してくれる人達は世界中にたくさんいるの。
今はまだ、ありのままの自分を受け入れてくれる人達の存在が見えないかもしれないけど。いつか必ず、その人たちに出会えるから。

それまでは、自己否定や自己犠牲をやめる練習をしながら、自分らしくのびのび過ごせる場所をこの広い世界の中で探してみるといいかもしれないね。

どんな結果になっても自分は大丈夫 
相手も大丈夫
それぞれきっと幸せになれる 

そう思えるようになると、自然に全体がいい方向に行くんじゃないのかなって思います。

ハイ、そんな感じでした。

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それではまた次の記事でお会いしましょう。
セクマイカウンセラーのダイヤでした。ラビュー❤︎

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ABOUTこの記事をかいた人

パンセクシャルでポリアモリーでADHD虹 当事者カウンセラーとしてオンラインカウンセリングやYouTube配信など各メディアで積極的に活動中。