肉体関係を持つことに、相手が同意してるのかどうか、ちょっと曖昧で分からない時もあるよね。じゃあそういう時にどう判断したらいいか、その明確な判断基準を説明するね。
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大人の保健室へようこそ、セクマイカウンセラーのダイヤです。今日のテーマは「性的同意って何?」
性的同意っていうのは、「性的なことをする前に相手の明確な同意を確認しよう」っていう考え方のことなのね。
「相手も自分と恋愛をしたいに違いない」
「相手も自分と肉体関係を持ちたいに違いない」
って思い込んじゃうのは、すごく危険なことだよね。
だから、明確な判断基準を説明するね。
誰かに肉体関係を持つ提案をする、その大前提だよね。
相手が「同意」しているかどうかを考えるんだったら、その大前提として、その人に判断能力があるかどうかっていうことが大事になるの。
ニュートラルに判断する能力があるのか、正直に断れる状況なのかどうかっていうこと。
それは、二つのポイントにまとめることができると思う。
①平等な立場 ②正常な意識レベル
一つ目:平等な立場
これはもちろん、年齢だったりとか経済力だったりとか、そういうことに極端な差があると平等な立場とは言えない場合があるよね。
相手が年上だったりお金持ちだったりすると、正直に、ニュートラルに断りにくかったりするもんね。
それから他にも、経験値に極端な差があるとかね。
経験とか知識のないことについてニュートラルに判断できないでしょ。
例えば、わたしは歌舞伎町でいつも遊んでる。よく知ってる。知り合いも多い。でも相手は、田舎から出てきたばっかり。知らない世界。場所を知らないから、駅まで一人で帰れないとか。
または、外国人で日本語があんまり分からないとか。
それから、恋愛経験・性的経験が極端に少ないとかね。
こういう状況だったら、パワーバランスがあるよね。
年齢とか、経済力とか、経験値とか。
役職上で上下関係があるとかね。
それから、肉体的な差っていうのも当然パワーバランスになるよね。
片方は背が高くて筋肉がたくさんついてて、もう片方は背が低くて力が弱いとかね。
それも、一つのパワーバランスだよね。
どちらか一方が有利だったり不利だったりするっていうのは、これは平等な立場じゃないよね。
二つ目:正常な意識レベル
お酒を飲んで泥酔してるとか。
失恋した直後だとか。
家族が亡くなった直後だとかね。
精神疾患があるとか、躁状態やうつ状態であるとかね。
そうすると、適切な判断ができる状況じゃないよね。
性的同意を取るには、相手の意識レベルが正常であることが大事だよね。
「同意してる」っていうのは、イエスでもノーでも、自由に決められる状況で初めて言えることなんだよね。
だから、今言ったような状況だったら、わたしだったら、例え相手が「イエス」と言ったとしても、それを同意とはみなさない。
それは、同意してるとは言いにくいから。
同意のうちに入らないって判断すると思う。
人って、自分の方が立場が強いとか、特権を持ってるとか。
そういう時に、そのことを忘れがちなんだよね。
人ってね、自分が特権を持ってることに、とても鈍感なの。
でも、忘れちゃいけないんだよね。
自分が特権を持ってるってこと。
自分の方が立場が強いってこと。
それを忘れると、そのつもりがなくても加害者になっちゃうことがあるんだよね。
自分の立場をわきまえること、そして相手の立場を思いやること。
そういうのを、「思慮」とか「分別」って言うんだよね。
責任ある一人の大人として、思慮深い分別のある行動をしたいなって思います。
ハイ、そんな感じでした。
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それではまた次の記事でお会いしましょう。
セクマイカウンセラーのダイヤでした。ラビュー❤︎
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