にじいろ保健室へようこそ、セクマイ発達カウンセラーのダイヤです。
セクシャリティについての質問に、当事者目線でお答えします。
今日のテーマは「百合ってなに?」
BLって聞いたことあるかな?
BLっていうのは、ボーイズラブの略で、男性同性愛者の恋愛を描いた小説とかマンガのことだよね。
で、このBLに対してレズビアン女性の恋愛を描いた作品をGLっていう言ったりするのね。
さらに、このレズビアン女性の恋愛を描いた小説やマンガなどの作品のことを百合って言ったりするのね。
この「百合」っていう言い方はどこから来たかだよね。
これはね、1970年代にバラ族っていう有名なゲイ雑誌があったのね。
それに対して、レズビアン女性の恋愛を描いた作品のことを百合って呼ぶようになったの。
こういう百合作品っていうのは作者が実際にレズビアンってこともあるんだけど、ノンケが描いてるっていう場合もあるのね。
それについて、当事者であるわたしがどう思ってるか、今日は正直に話すね。
正直言ってこういうのは、本当にありがたい。
ただただ、ありがたい。
同性愛を取り上げた作品が増えていくのは、うれしいことだと思ってる。
セクシャルマイノリティって、人口が少ないじゃない?
特にレズビアン女性はなかなかカミングアウトもしにくいし、BL市場に比べたら百合市場って1/10ぐらいしかないんだよね。
そうするとどうなるかって言うと。
例えば、「今日はちょっとラブコメでも見てキュンとしたいな」っていう日があるじゃない。
異性愛者だったらそういう時に映画マンガ小説とか、選択肢がいっぱいあるでしょ。
でも、レズビアン女性にとってはなかなか選択肢がないんだよね。
同じ作品を何回も読み返したりとか、異性愛の作品を男性を女性に脳内変換しながら見なくちゃいけない。
ちょっと不便なんだよね。
セクシャルマイノリティの人が主人公になった作品が一つでも増えてくれるとすごくうれしいなって思ってます。
大げさじゃなく、百合作品はマイノリティとして肩身の狭い思いをしてるレズビアン女性を救う社会の癒しなんだよね。
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