親でも、恋人でも、上司でも。
誰か特定の身近な人に対して「怖い」って感じるなら、その関係はできるだけ早く終わらせた方がいいよね。
その人との関係を続けるべきかどうか、その人のことを好きかどうか。
そういうことを考える土俵に、そもそもいないんだよね。
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大人の保健室へようこそ、セクマイカウンセラーのダイヤです。
このブログでは、セクシャリティや発達障害などについての質問にお答えしています。
今日のテーマは「怖い人からは逃げていい」。
前回アップした動画「怖いものからは逃げていい」では、「怖いもの」について話したよね。
狭いところとか、高いところとか。
または人前で話すのが怖いとか。
そういうことについて話したよね。
そういうものがなくても幸せに生きられるから、大丈夫だよってことだったね。
今回は、それとはちょっと違うケース。
人が怖いって感じるケースについて話すね。
もし「怖い」って感じる対象が特定の誰か、誰か身近な人だったら。
その相手が親でも、恋人でも、上司でも、その気持ちは最優先した方がいいよね。
その人との関係を続けるべきかどうか。
好きか嫌いか。
そういうことを考える土俵に、そもそもいないんだよね。
それなのに、なかなか逃げられないっていうのは、いろいろな原因があるんだけど。
怖いなんて思っちゃいけない
好きでいなくちゃいけない
一つにはそういう思い込みが、あるからなんだよね。
親なんだから、恋人なんだから。
怖いって思っちゃいけない、大事にしなくちゃいけない、好きにならなくちゃいけない。
そういうふうに、自分を抑圧しちゃう事がよくあるよね。
相手が毒親であるかどうか、とか。
モラハラの定義に当てはまるかどうか、とか。
そういうことよりも、実際に自分が「怖い」「重い」「しんどい」って感じてるなら、それが何よりもの事実だよね。
健全な関係だったら、親とか恋人のことを「怖い」って思わないはずだからね。
そしてさらに、そう感じる相手から好きでいることを強要されるのってすごくツラいよね。
じゃあ、こんな場面を想像してみてほしいの。
体の大きい人が、刃物を持って近づいてきます。
こんなことを言ってます。
「わたしのこと好きですか?」
「俺のこと嫌いになったりしないよね」
「これからも一緒にいてくれる?」
これってかなり恐怖だよね。
もし、今のあなたがそういう状況なんだったら、自分がその人のことを好きかどうか、関係を続けるべきかどうか、それはいったん置いといて、できるだけ早く逃げた方がいいよね。
もちろんね、相手を見捨てて逃げるようで胸が痛いよね。
それでも、まずは自分が安全な場所に逃げることで相手を加害者にしないですむっていうことがあるの。
あなたが向き合おうとすればするほど、その人を加害者にしちゃうんだよね。
見捨てて逃げることも、結果的には相手のためになったりするの。
逃げることは全然悪いことじゃないの。
全然卑怯なんかじゃない。
自分の命を守るために、相手を加害者にしないために、大切なことだよね。
あなたが今するべきことは、
これ以上のダメージを受けないように逃げること
安全な場所でこれまでのダメージをケアすること
この二つが大切なんじゃないのかな。
はい、そんな感じでした。
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