自分が怖いって感じるなら、それはすごく大切な防衛本能だから、できるだけ無視しない方がいいのね。
何の対策もしないで、ただ根性論だけで立ち向かうのはちょっと危険なの。
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大人の保健室へようこそ、セクマイカウンセラーのダイヤです。
今日のテーマは「怖い時は逃げていい」。
自分が「怖い」って感じるなら、それが一番明確な事実だよね。
閉所恐怖症とか、高所恐怖症ってあるじゃない?
他の人にとってはなんでもないことでも、自分にとって怖いなら、それは大事なことだよね。
弱いとか、そういうことじゃないよね。
自分にとっては、なにかしら危険なことだから「怖い」って感じてる。
身を守るための大切な防衛本能だから、無視しない方がいいの。
無視したり
抑圧したり
誤魔化したり
こういうのはすごく危険なんだよね。
危険っていう意味は、心に大きなダメージを受ける可能性があるってこと。
だからこういう時は、戦わない。挑戦しない。立ち向かって行かない。
できることとしては、逃げることか、待つこと。
できれば逃げるのが一番いいのね。
高所恐怖症なら高層ビルでの仕事を避けるとか、
閉所恐怖症なら映画館じゃなくて家でDVDを見るとか。
それを避けて生きても、充分幸せになることはできるんだよね。
それで世界が狭くなったり偏ったりはしないから、大丈夫なの。
もし逃げることができるなら、それが一番オススメ。
もう一つは、待つこと。
自然に、怖くなくなることもあるんだよね。
環境とか体質が変わって、怖さが和らぐこともあるもんね。
だから、それを待つのもアリだよね。
それから、心の専門家であれば、その怖さを和らげるセラピーができたりするから、そういう人に助けてもらって積極的に怖さを和らげていくっていうのもいいよね。
だから、怖いって感じてるときにできる対処としては逃げるか待つかなんだよね。
「専門家のセラピーやアドバイスを受けて怖さを克服した」っていう状態じゃないのに、ただ根性論だけで挑戦させられるのはツラいし、危険なことだよね。
「怖い」って感じてるうちは、危険だから挑戦するべきじゃないのね。
逃げることが最優先。
で、その怖さを和らげるセラピーを受けて、で、精神的に安定したなら、その時に挑戦するかどうかまた考えてみてもいいけどね。
でも、最終的には「怖いもの」「イヤなこと」、そういうものからは、一生逃げたままでもいいよね。
怖いことや嫌なことから一生逃げたままでも、充分幸せに生きていくことはできるから。
高層ビルとか、映画館とか、親とか、安定した職業とか。
そういうのがなくても、幸せに生きていくことは充分にできるんだよね。
あなたの人生に、怖いものもイヤなことも必要ないよね。
だから、自分の命を守るために怖いもの、イヤなものからは逃げること。
そういう選択肢もあるってことを、頭の隅っこに置いとくといいかもしれないね。
はい、そんな感じでした。
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