【LGBT・ポリアモリー】自分のセクシャリティが分からない! 誰に相談したらいいの?

「自分のセクシャリティっていったい何なんだろう」って、そういうふうに悩んだ時に覚えておいてほしいことがあるんだけど、それは、必ず助けてくれる人がいるってことなのね。

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 こんにちは、自由すぎるセクマイカウンセラーのダイヤです。
今日のテーマは「自分のセクシャリティが分からない!」

前の記事で、素質があるのと実践してるのって全然違うよって話をしたんだけど。
その参考例として、わたしの恋愛ヒストリーを簡単に話すね。

10代の頃は完全にハナタレ処女で。
恋愛なんてしたこともなかったから、何にも分かんなかったし、何も考えてなかったよね。
憧れの芸能人は男性も女性もいっぱいいたんだけど。
男性だったら舘ひろしさんとか加賀武さんとか。「抱かれた~い」って言ってたし。
女性だったらクシャナ姫とか天海祐希さんに「そのドレスの内側をぜひ見せてほしい」って思ってたし。

あとね、高校時代の同級生に言わせると、その頃あたしがよく言ってたのが、
「結婚ってなんで一人に決めなきゃいけないの?」「一人だけを選ぶなんてできない」「多夫多妻制がいい」って言ってたんだって。
恋愛したこともないくせにそういうこと言ってたんだよね。

20代になって実際に恋愛をするようになったんだけど、その時は男女含めて複数の人とオープンに付き合ってたんだよね。

もちろん、付き合う前に「わたしは複数の恋人がいる」ってことを話して。
男女合わせて複数の人とオープンに付き合うっていうことを、実際やってたんだよね。
それが自分にとっては自然だなって思ってたから、特にそれがなにセクシャルっていうふうには全然意識してなかったんだよね。

それが、30代になってふと、ふとね。

「ノンケになってみよう」って思ったのよ。
「ノンケのモノガミーになってみよう」としたのよね。

これはね、セクマイの人だったらみんな身に覚えがあると思うんだけど。
一度は「ノンケになってみよう」「モノガミーになってみよう」っていうふうに、やってみたんだけど。
まぁ、できなかったよね。
すごいウツになって、体重減ってガリガリになっちゃったの。
だからこの時の自分の写真見ると顔色真っ青で、死相出ちゃってるって感じ。

数年の間そういうことがあって、それで、「自分はもうノンケのフリもモノガミーのフリもできないな」って思って。
「これからはパンセクシャルとして、ポリアモリーとして生きていこう」っていうふうに決意したんだよね。

だからあたしの場合は、若い頃から素質はあったけど、自覚してなかった。
30代になってから、自覚して、意識的に実践するようになった。
っていう感じだよね。

同性愛もポリアモリーも、素質はあるけど自覚してないとか実践してないとかっていう人って、いっぱいいるのね。
でね、これほんとによく聞かれる質問なんだけど。

「自分って同性愛の可能性ありますか?」とか。
「自分はポリアモリーなんでしょうか?」とか。

こういうふうに聞かれることってすごく多いんだけど。
一言で簡単に言っちゃうと、この質問をしてくる時点でそうだよね笑。

全くその素質がない人って、こういうことを疑問に思ったりしないから。
一度でもそういうふうに疑問に思ったことがあるんだったら、素質・性質はありそうだよね。

で、さらに、わざわざこの記事を選んで読んでるっていうことは、そうとう可能性高いよね。
この記事を読んでる人は、もうその時点でかなり同性愛とかポリアモリーの性質が高いと思う笑笑笑。

とは言え。とは言えね。
同性愛もポリアモリーも、素質があるからってそれを自覚して、自分のセクシャリティを受け入れて、さらに実践するっていうのは、すごく大変なことだよね。

誰でも怖いと思うの。
誰でも逃げ出したくなるし、なかなかそんなに自分のセクシャリティと正面から向き合うことって、できないよね。

なんだけど、そこの扉ってチャレンジしてみると、結果がどうであっても、リターンがすごく大きいのね。
知らなかった自分を知るって言う意味で、得るものがすごく大きいの。

だからね、例えばなんだけど、気軽に試してみて、ダメだったら戻るっていうのもアリだと思うんだよね。
そういう人もいっぱいいるから。
あたしの場合は、試してみて、「あーやっぱりこっちだな」って。
「自分はこうしか生きられないな」っていうことで、今こうやってパンセクシャルとしてポリアモリーとして生きてるけど。

でもあたしの元カノたちはね、ノンケのモノガミーの世界に戻っていった人たちもいっぱいいるの。
そういうこともあるんだよね。

あたしと出会ってつきあったことによって、

「もしかして自分は同性愛者として生きていくこともできるのかな」
「自分はもしかしてポリアモリーとして生きていった方がいいのかな」

っていうふうに、いろいろ悩んで試行錯誤した結果、

「いや、やっぱり自分はノンケの方が合ってる」
「モノガミーの方が自分は合ってる」
っていうふうに結論を出して、そっちの世界に戻っていった人たちも何人もいるのね。

でもだからって、その時間が無駄になったなんて全然思ってないの。
出会えてよかったなって思ってるし。
一緒に過ごした時間は、あたしにとって今でもすごく大切な宝物になってるのね。

だから、覚えておいてほしいことが一つあるのね。
すごく大切なこと。

それは、もしあなたがこっちの世界を選ぶなら、同性愛の世界、ポリアモリーの世界を選ぶなら、必ず助けてくれる人がいるよってこと。
その世界には、すごくたくさんの先輩がいて、今のあなたと全く同じように悩み苦しんで葛藤して、試行錯誤して、そして自分なりの答えにたどり着いたよっていう人たち。
そういう人たちが、こっちの世界にはすごくたくさんいるから。

必ず、助けてくれる。必ず、力になってくれるはずだから。
そのことだけ、覚えておいてほしいのね。

そんな感じでした。

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それではまた次の記事でお会いしましょう。
自由すぎるセクマイカウンセラーのダイヤでした。ラビュー♥

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ABOUTこの記事をかいた人

パンセクシャルでポリアモリーでADHD虹 当事者カウンセラーとしてオンラインカウンセリングやYouTube配信など各メディアで積極的に活動中。