セクシャリティって、状況次第で自然に変わることもあるんだよね。
味覚とか体質みたいなもので。
年齢とか環境に合わせて自然に変わったりすることもあるの。
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大人の保健室へようこそ、セクマイカウンセラーのダイヤです
今日のテーマは『セクシャリティって自然に変わる』。
セクシャリティって意図的に変えることはできないけど、自然に変わるっていうことはあるのね。
味覚とか体質とかと一緒で、自分の思ったように意図的に変えることは難しいけど、年齢とか環境に合わせて自然に変わるってことはあるの。
例えば、辛いモノ苦手だった人がタイに住んで好きになったとか、逆に年齢とともに辛いモノが苦手になったとか。
そういうのと同じで、異性が苦手だったのが好きになったり、好きだったのが苦手になっていったり。
そういうことってすごくよくあるの。
レズビアンの女性でよくあるのは、今までは男性が苦手だったけど、あるときすごく物腰がやわらかい、おっとりした、内面が女性的な男性に出会って、その人のことは好きになった。っていうことは、けっこうよくあるの。
その後、他の男性を好きになることもあるし、ならないこともある。
これも味覚と一緒なのね。
例えば納豆が嫌いだった人が、ある日美味しい納豆に出会って
「この納豆だけは好き 他の納豆は相変わらずダメ」っていうこともあるし、
「高級納豆を食べてから、それ以外の納豆も好きになった」って言うこともあるよね。
それから、ノンケ(異性愛)の女性で、それまではずっと男性とだけ恋愛してたんだけど、30代で初めて女性と付き合ってみたら一気にレズビアンが開花して男性を全然受け付けなくなった。
っていう、そういうこともすごくよくあるのね。
そういうのを専門用語ではsexual fluidityって言うのね。fluiditityっていうのは、「流動的」っていう意味。
わたしは英語で話すときは”My sexuality is kinda flexible.”っていう言い方をしてる。
「わたしのセクシャリティは柔軟です」っていう風に言うと、伝わりやすいかな。
それから 全く変わらないって人も、もちろんいるのね。
味覚も体質もセクシャリティも、環境が変わったり年齢が上がったりしても全然変わらないって人も、もちろんいるの。
それも、別に無理しなくていいよね。無理して変える必要はないの。
味覚や体質と同じで、状況に合わせて自然に変わったり変わらなかったりするものだから。
ただ一つ、ここですごく重要なのは、自分が思ったように意図的に変えるってことはできないよってことなのね。
例えば、わたしは納豆が苦手なのね。
何度か食べてみようとして挑戦したんだけど、やっぱりダメだったの。
まぁでも、別にいいよね。
納豆食べなくても死なないし、他に好きなものいっぱいあるし、特に問題なく幸せに暮らしてるじゃない。
だから、「異性が苦手でどうしても好きになれない」とか。
「同性と付き合ってみたんだけどなんか上手くいかない」とか。
そういうのも、別にそのままでいいよね。
好きなものだけ食べてればいいと思うの。
いつか急に好きになるときが来るかもしれないし、来ないかもしれない。
でも、楽しく生きてるならそれでいいじゃない。
苦手な食べ物と一緒で、変わることもあるかもしれないし変わらないこともあるかもしれない。
無理する必要はないよね。
なんでかって言うと、なんで「そのままでいいか」っていうことには、明確な根拠があるの。
それはね、好きじゃないって事は必要ないってことだからなの。
必要なものだったら自然に好きになってるはずでしょ。
無理に好きになろうとしなくていいと思うのね。
今のあなたの自然なセクシャリティ、それが今のあなたにとって必要なセクシャリティなんだよね。
だから「今の自分はこういうセクシャリティなんだな」
「こういう味覚でこういう体質なんだな」
「それが自然に変わることもあるかもしれないし、変わらないこともあるかもしれない」
どっちにしても今自分が好きと思う食べ物、好きと思う人を大事にして その時間を楽しんでいればいいんじゃないかな。
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それではまた次の記事でお会いしましょう。
セクマイカウンセラーのダイヤでした。ラビュー❤︎
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