発達障害は治らないの? 治しちゃダメ! 動物的な直観力をみがいて生きづらさを乗り越えよう

発達障害っていうのは、そもそも治すべきものじゃないの。
動物的な直観力が強くて感性が豊かっていう脳の特徴だから、それはとってもステキなことなんだよね。
治しちゃったらもったいないよ。

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大人の保健室へようこそ、セクマイカウンセラーのダイヤです。
このブログでは、セクシャリティや発達障害などについての質問にお答えしています。
今日のテーマは「発達障害は治らないの?」

発達障害っていうのは、ある特定の脳の特徴のことなのね。
どういう特徴かって言うと、

動物的な直観力が強くて
情緒的な感性が豊か

っていう特徴なの。

これはね、すごく一方的に「悪い特徴」っていうふうに決め付けられてるけど、決してそういうわけじゃないよね。

発達障害の「悪い特徴」って言われてる部分を、いい見方に変えてみるとどうなるか説明するね。

飽きっぽい → 好奇心旺盛
気分屋 → 臨機応変で柔軟
空気が読めない → 形式にこだわらず自由に発想できる
時間を守れない → おおらかでマイペース
じっとしてられない → アクティブで積極的

こんな感じ。
つまり、発達障害の人っていうのは

好奇心旺盛で臨機応変で自由でおおらかでアクティブで積極的
動物的な直観力が強くて感性が豊か

これが発達障害の人の本来の性質なんだよね。

じゃあなんで発達障害が一方的に悪く言われてるかなんだけど。
それは、競争社会だからだよね。

お金 ランキング 結果 効率 成功

そういうことを大事にしてる社会だと、管理する側の人にとっては都合が悪いよね。
だから非難されるんだよね。

お金をたくさん稼ぐことがえらい
1位になることがえらい
よりたくさん集客した人がえらい
よりたくさん売った人がえらい
利益を出した人がえらい

そういう生き方もあるけど、それはそれでいいんだけど、そうじゃない生き方もあっていいはずだよね。
発達障害の人は、それとは根本的に違う生き方をしてるの。

自然を大切にする 
人間の心の暖かさ 優しさ 痛み 悲しみ 
困ってる人を助ける
他の動物たちや植物たちとの繋がり 
バランス 環境の心地よさ

そういうものを大切にして生きてるんだよね。

だから発達障害の人が自分の脳の特徴をムリヤリねじ曲げるっていうのは、ちょっと違うよね。
競争社会に生きてる人も、発達障害の人に学ぶべきことってすごくたくさんあるよね。

同性愛者がムリヤリ異性愛者になることを強要されるべきじゃないのと一緒で、
発達障害の人がムリヤリ定型発達になることを強要されるのはおかしなことだよね。

だから、もしあなたが「自分は発達障害っていう言葉に当てはまりそうだな」って思うなら、
世界との調和を大事にして生きる自分を誇りに思っていいんじゃないのかな。

ハイ、そんな感じでした。

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それではまた次の記事でお会いしましょう。
カウンセラーのダイヤでした。ラビュー❤︎

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ABOUTこの記事をかいた人

パンセクシャルでポリアモリーでADHD虹 当事者カウンセラーとしてオンラインカウンセリングやYouTube配信など各メディアで積極的に活動中。