にじいろ保健室へようこそ、セクマイ発達カウンセラーのダイヤです。
セクシャリティについての質問に、当事者目線でお答えします。
今日のテーマは「バイセクシャルとパンセクシャルの違い」。
バイは二つっていう意味で、「男性とも女性とも恋愛できるよ」ってことね。
パンは全てっていう意味で、「全ての性別と恋愛できるよ」っていう意味なの。
だから、パンセクシャルの方が、恋愛対象が多いよね。
男性、女性、元男性、元女性。
いろんな性別の人と恋愛ができるよってこと。
つまり、そもそも人を好きになるときに、性別を気にしないっていうのがパンセクシャルなんだよね。
ちょっと前までは、性別っていうのは男か女かの二つだけだと思われていたんだよね。
だから「バイセクシャル」っていう言葉しかなかったの。
だけど、時代が進んで性別って二つだけじゃないってことが分かってきたんだよね。
中性とか両性とか無性とか。
性別っていっぱいあるってことが分かってきたの。
それで二つって言う意味の「バイ」よりも全てっていう意味の「パン」の方がピッタリだよねっていう流れが最近は出来てきてるの。
だから、バイセクシャルとパンセクシャルっていうのは実質は同じセクシャリティのことを指してるんだけど、言い方が時代とともに変わってきてるんだよね。
セクシャリティについて社会全体の理解が深まってきてて、それにつれてどんどん新しい言葉が生まれてるんだよね。
今後は、「バイセクシャル」っていう言葉はちょっと古くなって、あんまり使われなくなっていくと思う。
全体的に「パンセクシャル」っていう言葉に置き換えられていくと思う。セクシャルマイノリティの世界でも、そうやってどんどんセクシャリティについての理解が進んで、どんどん変化してる。
そういう歴史を表してるんだよね。
はい、そんな感じでした。
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