ありがとうとごめんなさいが上手く言えないっていうのは、なんでかって言うと、言わなくてもいいはずの場面でムリヤリ言わされてきたからなんだよね。
相手がこれ以上機嫌を悪くしないように、神経をすり減らして使って来た言葉なの。
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大人の保健室へようこそ、セクマイ発達カウンセラーのダイヤです。
このチャンネルでは、セクシャリティや発達障害などについての質問にお答えしています。
今日のテーマは「ありがとうが上手く言えない」。
ありがとうとかごめんなさいっていう言葉が上手く言えない、言うのに抵抗がある。
これはアダルトチルドレンの人にはすごくよくある症状なんだよね。
だからその原因と、対処方法三つを紹介するね。
まず、原因としては、感謝することを強要されてきたっていうことがあるのね。
ちゃんと感謝しないと怒られる
ありがとうって言わないと相手が機嫌を悪くする
だから嫌われないようにしなきゃ
こういう強迫があるんだよね。
それから他にも、言ったとたんに変に卑屈な気持ちになっちゃう。
相手が急に権力を持ったような、自分が奴隷になったような、そういう気持ちになっちゃう。
そういうことがあるのね。
だから、感謝の気持ちはすごくあるのに、ありがとうって素直に言えないの。
じゃあ対処方法三つを紹介するね。
一つ目：別の言葉に置き換える
例えば「うれしい」とか「好き」とか、「楽しい」とか。
そういう、上下関係のないニュートラルな言葉に置き換えるっていうのが一番簡単な方法ね。
二つ目：言わない
ありがとうとかごめんなさいっていう言葉を言わなくても、人間性には関係ないよね。
むしろ、極端に言うことが少ないとか言うのに抵抗があるっていうようだったら、すごく真面目で誠実な人だからなんだよね。
一生懸命人間関係やろうと頑張ってる証拠なの。
言わないってことは、それだけその言葉を真面目に考えてるってこと。
それがあなたのいいところだっていうのは、周りの人も分かるはずなんだよね。
周りの人も、精神的に健康でまともだったら、分かるはずだよね。
相手が、世親的に健康でまともな人だったら、あなたが「ありがとう」っていう言葉を言わなくても、あなたが感謝してるってことは分かるはずなんだよね。
だから、「ありがとうが言えないなんて人間としてダメだ」とかって無理に言わせようとする人。
その人もなにかしら問題があるんだよね。
心の痛みだったり、トラウマだったりがあるのね。
それは相手の問題だから、一回忘れて自分の問題と分けて考えた方がいいね。
あなたがありがとうっていう言葉を言わないことには特に何も問題ないんだよね。
言わなくても幸せな人間関係を作ることはできるはずだから。
三つ目：上下関係をなくしてみる
ありがとうごめんなさいが上手く言えない人って上下関係が苦手な人が多いのね。
人を支配したりされたりしたくない気持ちが強い平和主義者なの。
争うことが嫌いで、みんなとフラットに仲良くしたいんだよね。
自分が上に立って指示を出すっていうのは、居心地が悪いし。
下の役割として人に指示を出されるっていうのも、反発を感じる。
そういうふうに上下関係が苦手なんだったら、ちょっとそれを頭の中で一回なくしてみるといいかもしれない。
例え実際に明確な上下関係があるとしても、頭の中で試しにないものにしてみるの。
上司 部下 お客さん 親 子供 先生 生徒
そういうふうに実際には明確な上下関係のある相手でも、その関係を一回フラットに考えてみる。
例えば心の中であだ名で呼んでみるとかね。
そういうふうに上下関係をなくしてみると、立場とか責任っていうことで持ってた緊張感が少しゆるんでちょっと接しやすくなるんじゃないかな。
ハイ、そんな感じでした。
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