全く同じような発達障害的な脳の特徴を持って生まれた人が、責められたり怒られたりする環境にいるか、それとも褒められて自由にのびのび好きなことをやれる環境にいるか。
それで人生の幸福度は大きく変わるよね。
誰だって毎日毎日怒られてたら、失敗が増えていくのは当然なの。
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大人の保健室へようこそ、セクマイカウンセラーのダイヤです。
このブログでは、セクシャリティや発達障害についての質問にお答えしています。
今日のテーマは「発達障害は環境なの?」
発達障害って言われるような、先天的な脳の特徴っていうのは、野性的だったりとか、動物的だったりとか、直観力が高かったりとか。
そういうふうに、本来の性質としてはニュートラルな事実だよね。
いいとか悪いとかじゃないよね。
でも、その性質をネガティブに見るかポジティブに見るかで変わってくるでしょ?
例えば、
「落ち着きがない」っていうのは「好奇心旺盛」ってことだし、
「常識がない」っていうのは、「自由な発想力がある」ってことだよね。
この脳の特徴自体はいいとか悪いとかってことじゃないから、治すべき性質じゃないの。
でも、競争社会の世界ではネガティブに言われることが多いよね。
同じ脳の特徴、個体の性質を、褒めて育てるか責めて育てるかで全然変わるよね。
褒められればいい方に伸びていくし
責められれば悪い方に伸びていくし。
忘れ物が多いのを責められると、忘れ物の数が急増するの。
「忘れ物をしないでね」とか「浮気しないでね」って繰り返し言われると、脳は「忘れ物」とか「浮気」っていう言葉しか認識しないのね。
だから、それは脳に対しては「忘れ物をしてね」「浮気をしてね」っていうメッセージとして刷り込まれていくの。
だから、禁止文句を繰り返し言えば言うほど、人間の脳はそこに集中して、よりたくさん忘れ物をするようになるし、よりたくさん浮気をするようになるんだよね。
「あなたは好奇心旺盛で発想力が豊かだね」って言われるほどそうなっていくし
「あなたは落ち着きがなくて常識が理解できないんだね」って言われるほどそうなっていくの。
常に責められたり怒られたりする環境にいることで起こる二次障害が深刻な問題なんだよね。
持って生まれた発達障害的な脳の特徴よりも、怒られ続けたことによって起こる二次障害の方が深刻な問題なの。
対人恐怖症
強迫神経症
見捨てられ不安
依存症
アダルトチルドレン
愛着障害
こういうツラさ、本人が感じてる生きづらさっていうのは環境によって作られたものなんだよね。
ただ逆を言えば、環境によって作られた後天的な性質だから、環境を変えることで克服できるよね。
発達障害的な脳の特徴を持っている人が、自由にのびのび好きなことをやれる環境にいれば生きづらさを感じないで問題なく生活することができるんだよね。
むしろ、周りの人にたくさんの愛と優しさと癒しを与えるような、そういう存在になるんだよね。
ハイ、そんな感じでした。
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それではまた次の記事でお会いしましょう。
セクマイカウンセラーのダイヤでした。ラビュー❤︎
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