ADHDで多動の傾向が強いと映画館に行けないとか映画が苦手っていう場合があるよね。
こういう人と接するときに、どうしたらいいかっていうことね。
好きな人と同じものが好きじゃなくてもいいってことと、誰でも映画が好きなはずっていう固定概念を外すことじゃないかな。
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大人の保健室へようこそ、セクマイカウンセラーのダイヤです。
このブログでは、セクシャリティや発達障害などについての質問にお答えしています。
今日のテーマは「発達障害との接し方 映画館」。
大きなポイントを二つ説明するね。
同じものが好きじゃなくてもいい
自分が映画好きだったり、好きな映画があったりすると、それを誰かとシェアしたいっていう気持ちになるよね。
それは自然なことだよね。
でも、それをシェアする相手は、必ずしも恋人じゃなくてもいいよね。
恋人だから
旦那さんだから奥さんだから
息子だから娘だから
そういう人と、必ず好きなものをシェアできるとは限らないじゃない?
だから無理しなくても、映画が好きな人、その映画を好きな人とシェアすればいいよね。
映画が苦手な人とどうしても一緒に映画を見なくちゃいけないってことはないもんね。
もちろん、恋人とか家族で共通の趣味があるっていうのは楽しいこと、ラッキーなことだけど。
でも、実は趣味とか興味が全然違っても問題はないんだよね。
好きな人と同じものが好きじゃなくても、仲良くラブラブでいることはできるから大丈夫なんだよね。
誰でも映画が好きなはずっていう固定概念を外す
大体誰でも映画は楽しいだろうっていう前提があると考えが狭くなっちゃうよね。
例えばアフリカのサバンナで暮らしてる人とか。
ヒマラヤ山脈の麓で暮らしてる人。
そういう人にとって
暗い狭い部屋に閉じ込められて2時間同じ椅子から動いちゃいけないっていう状況で
平面のスクリーンに写った画像が変化するだけ。
風も吹いてないし、雨も降らないし、匂いもしないし。
「それの何が楽しいのかさっぱり分からない」ってことはあり得そうだよね。
それから、今度は逆に考えてみて、もし自分が好きなものがホラー映画だったりヘビメタバンドだったりしたら。
「誰でも当たり前にこれが好きなはず」っていう前提にはならないよね。
自分が好きなものを世界中の誰もが当たり前に好きで楽しむとは限らないってことだよね。
今目の前にいる相手、この人は一体何が好きで何が苦手なのか。
それを一つ一つ丁寧に見ていくことが愛なんじゃないかな。
まとめ
一般的には、発達の人が映画が苦手な理由っていうのは、具体的にはいくつかあるの。
閉鎖的な同じ場所に閉じ込められてるとか。
その日の体調が関係あったり。
その日の天気、気温、気圧。そういうことが関係あったり。
イスの形や椅子の材質がイヤだとか。
その映画館のスピーカーの性能が悪くてイヤだとか。
感覚過敏 聴覚過敏があるとそういうこともあるかもしれないね。
字幕がついてないと内容が追えないとか。
感情移入しすぎて現実に戻れなくなるからとか。
そういうこともあるんだよね。
だから、目の前にいる「わたしの愛するこの人」が
どういうポイントがどう苦手なのか
どういう状況だったら大丈夫なのか
どういうことがどう好きなのか
そういうことを一緒に観察して探していくといいんじゃないのかな。
固定概念を外して丁寧に話を聞いてみれば本当のその人が見えてくると思うよ。
ハイ、そんな感じでした。
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