アスペルガーは空気が読めないって言われるけど、実は、むしろものすごく深く空気を読んでる場合があるのね。
相手本人が自覚してないレベルの深層心理とか魂の波動まで読んでるから、表面的には空気が読めないように見えるだけっていうこと。
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大人の保健室へようこそ、セクマイカウンセラーのダイヤです。
このブログでは、セクシャリティや発達障害などについての質問にお答えしています。
今日のテーマは「アスペルガーは空気が読めないの?」
「アスペルガーが空気が読めない」って言われるパターンを三つ紹介するね。
本人が自覚してない深層心理を読んでる
例えば、Aさんが「東大に行きたい」って言ったとする。
でもそれは、実は親に東大に行けって言われてるからそう言ってるだけで、本当は深層心理では芸大に行きたいって感じてるとする。
Aさん本人も自分の本心に気がついてなくて
「自分は東大に行きたいんだ それが親孝行なんだ」って思い込もうとしてる。
そういう状況だとするよね。
その時にAさんが「わたしは東大に行きたくて一生懸命勉強してます」って言うと、アスペルガーのBさんは「ああ、なるほど…芸大に行きたいんですね」って答える。
これだと、深層心理が読めない人からすると、表面上は会話が噛み合ってないように思えるよね。
「Bさんって空気が読めないよね」って周りの人は思うよね。
でも、BさんはAさんの仕草とか声のトーンとか目の動きとか肌の状態とか、そういうところから「どうも本音じゃないな」ってことを読み取れるんだよね。
アスペルガーの人って音や色や匂いにすごく敏感で五感が鋭いのね。
だから、本心じゃないことを言ってる時の人間の小さな振動が分かるんだよね。
そういう能力のことを、スピリチュアルな用語では「テレパシー」って言って、心理学では「発達障害」って呼ぶんだよね。
刺激が強くて相手の話が聞けない
例えば、テレビとラジオが同時についてるとかね。
特に、どっちも自分が好きなもの、興味のあるものだったりすると落ち着かないんだよね。
テレビの内容も面白そうだし、ラジオの曲もちょっと楽しそうで気になる。
そういう状況だと相手の話が聞けなかったりするんだよね。
だから、周りに興味を引くようなステキなことが同時にいくつも起こる。
そういうようなことがない状況を作って、そこで話すようにすれば、ちゃんと落ち着いて話を聞くことができるんだよね。
むしろそういう時は、定型発達の人よりもずっと深く相手の話の本質を読み取ることができるんだよね。
攻撃されるのが怖くて相手の話が聞けない
発達障害の人って、小さい頃から一方的に理不尽に何度も怒られるっていう体験を常にしてきてるんだよね。
だから、怒られ恐怖症があるんだよね。
アスペルガーの人が的外れなことを言い出す時っていうのは、怒られるんじゃないかと思って萎縮してる時なんだよね。
なんで怒られるのか分からないようなこと、本来だったら怒られなくてもいいようなことでたくさん怒られてきたから、ちょっとしたことでも怒られそうな気がして怖くなっちゃうんだよね。
だから、信頼できる相手と安心安全な場所で、時間の制限がない状態であれば相手の話を聞いて深く理解し本質を掴むことができるの。
その他
そんなふうに、「アスペルガーは空気が読めない」って言われちゃうパターンを3つ紹介したんだけど、他にも原因はいろいろあるのね。
いわゆる日本人特有の「言わなくても分かるでしょ」っていう不文律とか予定調和とか暗黙の了解とか。
でもそれは、アスペルガーの人の問題じゃなくって、説明する側の問題だよね。
説明する側がちゃんと説明してないってことに問題があるよね。
アスペルガーの人は、どっちかって言うと、定型発達の人よりも何倍も繊細に敏感に空気を読んでることが多いの。
安心安全な場所でゆっくり話せば、ちゃんと話を聞くことができるんだよね。
ハイ、そんな感じでした。
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