ストーカーになりやすい人の特徴ってあるのね。
行動力があって頭がよくて、仕事やスポーツで優秀な成績をおさめてる人。
こういう人が「好きな人の役に立立ちたい」とか「努力すれば上手く行くはずだ」って思い込んじゃうとストーカーになりやすいんだよね。
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大人の保健室へようこそ、セクマイ発達カウンセラーのダイヤです。
このブログでは、セクシャリティや発達障害などについての質問にお答えしています。
今日のテーマは「ふつうの人がストーカーになる理由」。
ストーカーをしやすい性格っていうのが、あるのね。
ストーカー行為をする人に共通する性格。
行動力がある
頭がいい
交友関係が狭い
自己愛が強い
支配欲が強い
負けず嫌い
自立心がない
なんでも白黒はっきりさせたい
なんでも努力で成果を出してきた
こういう性格の人が、トラウマとか愛着障害とかの心の傷を持つと、ストーカー行為に出やすいんだよね。
精神的に安定してて健全な状態だったら、相手がやんわり断るってことが続いたら、「これは脈がなさそうだな」って冷静に判断できるよね。
じゃあ、相手がやんわり断ってるってことが何度も続いてるのに、なんでそれでも押し続けちゃうのか。
なんで冷静に判断ができないか。
それはね、一言で言うとアダルトチルドレンだから。
病んでるっていう状態。
心にすごく強い欠乏感とかすごく強い自己否定とかがあるってこと。
「誰かの特別な存在でありたい」
「役に立つことで自分を好きになってほしい」
「感謝されたい」
「自分の存在を認めてほしい」
そういう強い気持ち、脅迫があるから、なんとなく相手はそんなに気がないって分かってても押し続けちゃうんだよね。
ちょっとでも受け入れてくれそうな態度があると、ムリヤリそこにつけこもうとしちゃう。
で、じゃあどう対処したらいいかだね。
ストーカー行為の根本にある気持ちって、大体こういうことなのね。
「自分は誰にも愛されない」
「役に立たないと存在を認めてもらえない」
「役に立たないと見捨てられる」
「受け入れてほしい」
「拒絶しないでほしい」
こういう、深い心の傷があるから、そこをケアするのが大事だと思う。
役に立たなくていいんだ
役に立たないダメ人間でも愛してもらえるんだ
そういうふうに思えるような人間関係を体験すると、その脅迫が癒されるかもしれないね。
「あなたは何の役に立たなくても素晴らしい魅力的な存在なんだよ」
「好きな人の役に立たなくてもあなたはじゅうぶん存在する意義があるんだよ」
そういう風に言ってもらえるような人間関係に出会えれば、ストーカー行為が必要なくなるんだよね。
ストーカー問題って、加害者も被害者もどっちもアダルトチルドレンとかの心の問題を抱えてることが多いのね。
だから本当に大切なのは、自分の間違いを認めて変わる努力ができるかどうかなの。
「相手が悪い」「相手の問題」「自分は悪くない」って言ってるうちはずっと同じで、この先も相手を変えて同じことを繰り返すんだよね。
だから、根本的な解決としては、アダルトチルドレンを克服することが大切。
治療を受けて自己改革するってことは、相当な努力が必要で、生半可な決意じゃできないよね。
カウンセリングやセラピーを受けたり自助グループに参加したりして、大変な時間と労力がかかるから。
それでも、その努力は必ず自分を幸せの方向に導いてくれるから、頑張って自分の心の問題と向き合ってみることをおススメします。
ハイ、そんな感じでした。
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