キンキーブーツというミュージカルのテーマソング、
“Just Be Who You Wanna Be(なりたい自分になろう)”をパロディした動画
“Just Pee Where You Wanna Pee(したい場所でおしっこしよう)”の歌詞を紹介します。
トランスジェンダーの人々を取り巻く問題の一つにトイレの問題がありますよね。
トランス女性は女性トイレに入ると怖がられて通報される、男性トイレに入ると襲われる危険があるっていう、そんな問題を抱えています。トランス男性はその逆。
だから、トランスジェンダーの人は外出先でトイレに行けなくて、膀胱炎になっちゃうことがとても多いんです。深刻な問題ですよね。
その問題について力強くハッピーに歌ったのがこの曲。
キンキーブーツのキャストと制作陣が思いっきりふざけた、愛に溢れた、最高のメッセージを届けてくれます！
社会問題について語るときって、どうしても重く固くなりがちですよね。
それをこんなにも明るくて、ハッピーで、誰もが笑える形でパフォーマンスするって本当にすごいことだと思います。
ブロードウェイミュージカルってただの娯楽じゃない、人々を勇気づけ、分断された社会を一つにしてくれる力があるっていうことを改めて確認できます！
確かに、アメリカ社会にはあらゆる種類の激しい差別がありますが、それに屈することなく力強く愛を訴え、自由を勝ち取ろうとする人々がいるのもまた、アメリカ社会の素晴らしさなのです。
Just Pee / Cindy Lauper
Just pee where you wanna pee（おしっこしよう どこでも好きなところで）
Never let them tell you who you oughta be（「ここでしなきゃダメだ」なんて誰にも言わせない）
I’m me（わたしはわたし）
I don’t need ID（身分証明書なんていらないよ）
To tell me who I am and where I oughta pee（わたしが誰かを語るのにも どこでおしっこするかを決めるのにも）
You see（分かるよね）
I’m me（わたしはわたし）
It’s pee（そうおしっこ）
Just pee（おしっこしよう）
Ladies, Gentlemen（紳士淑女のみなさま）
And those who have yet to make up their minds（そしてまだ決めかねているみなさま方）
There’s been a lot of crazy talk about people using bathrooms （トイレの使い方について激しい論争が怒ってるね）
All we’re asking for is a little sanity（ちょっと冷静に考えてみてほしいんだ）
People have to pee（人って…おしっこしなくちゃいけないでしょ？）
Instead of fighting, maybe we can use this moment to learn a little something（ケンカはやめて新しいことを学ぼうよ）
ONE: Pursue the truth（真実を追い求めよう）
TWO: Learn Something new（新しいことを学ぼう）
Three: Accept yourself and you’ll accept others, too（自分を受け入れたら他人も受け入れられる）
Four: Let love shine（愛を輝かせよう）
Five: Let pride be your guide（プライドがあなたのガイドになるよ）
Six: You change the world when you change your mind（考えを変えれば世界が変わる）
Just pee （おしっこしよう）
Where you wanna pee（どこでも好きなところで）
No one else should tell you where you oughta pee（誰も「あなたはここでおしっこしろ」なんて言うべきじゃない）
Just pee with dignity（威厳を持って堂々とおしっこしよう）
Go relieve yourself triumphantly（勝利宣言のように自分を解放しよう）
You’ll see you’re beautiful（そしたらあなたがどんなに美しいかきっと分かるよ）
Just pee, Just pee（おしっこしよう おしっこしよう）
You’re beautiful（あなたは美しい）
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