「あなたはお父さんにそっくりね」とか「おまえはお母さんと一緒だな」とか。
そういうセリフってよくあるよね。
もし、それがあなたの呪いになってるなら、今ここで解いてみようか。
あなたは親には全然似てないよ。
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大人の保健室へようこそ、セクマイカウンセラーのダイヤです。
今日のテーマは「あなたは親にそっくりだねの呪い」。
「お父さんと一緒だよね」
「お母さんとそっくりだよね」とか。
そういうセリフってよくあるけど、二つのパターンに分けて説明するね。
1 親が子供に配偶者の悪口を言ってる
お母さんがお父さんのことを嫌い
お父さんがお母さんのことを嫌い
それを、子供にイヤミとしてぶつけてるんだよね。
「あなたの優柔不断なところはお父さんにそっくり」とか、
「すぐに嘘をつくところがお母さん譲りだな」とか。
悪いところが似てるって言ってるの。
これはね、とんでもない暴力行為なんだよね。
子供に対するひどいしうちだと思う。
そういうことは、本来絶対に言ってはいけないことなんだよね。
こういう言葉は子供の心に強いダメージを与えて影響するんだよね。
「自分は優柔不断でダメな人間なんだ」
「自分は嘘をつく悪い人間なんだ」
「親にそっくりなんだ」
そういうふうに悩んでる人が、本当に親とそっくりだったことってほとんどないんだよね。
実際のところは全然似てなくて、性格的に全くの別人なの。
生活習慣とか、行動パターンをコピーしちゃっただけで、習慣だから変えられるんだよね。
今からでも、健全なパートナーシップを学べば大丈夫なことなの。
「親に似てるから」
「親にそっくりだから」
って言われてるうちに、無意識に似せようとしちゃってる。
そういう暗示にかかってるっていうだけなんだよね。
2 愛情の証として言ってる
愛情が安定してる人達が言う「親子ってそっくりだよね」っていうのは、「親子って愛情の絆があるよね」っていう意味だよね。
実際のところは、物理的にも性格的にも似てる部分なんて全体の数%だよね。
赤の他人よりはいくつか共通点があるっていうぐらいで、実はほとんど似てないよね。
「似てる」っていう思い込みなだけなの。
でも、親子間で愛情関係が安定してるなら、それは「お父さん大好きだよ」とか「娘のあなたのことが大好きだよ」とか。
そういう意味だよね。
でもね、実はね、本当に似てるのはいわゆるソウルメイトと言われる人達なの。
いつまでもくされ縁が続く友達とか、恋人とか。
そういう人達って、感性とかエネルギーがよく似てたりするんだよね。
血縁関係の親子よりも、そういう人の方がずっと似てるの。
血縁関係の親子って、実際には全然似てないことの方が多いんだよね。
あなたは親とは全然違う別の人間で、全然違う別の人生があるんだよね。
ハイ、そんな感じでした。
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