LGBTとかポリアモリーだったら、好きな人にカミングアウトするのってものすごく勇気がいるよね。
ノンケとかモノガミーの人を好きになった時に、どうやって自分のセクシャリティをカミングアウトするか、三つのステップを紹介するね。
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大人の保健室へようこそ、セクマイカウンセラーのダイヤです。
このブログでは、セクシャリティーや発達障害などについての質問にお答えしています。
今日のテーマは「好きな人にカミングアウト」。
これは、カミングアウトの中でも一番大変なカミングアウトだよね。
極端に言ったら、親とか友達とか同僚とかは無理にカムする必要ないじゃない?
親、友達、同僚。
そういう人に、自分のセクシャリティを受け入れてもらえなかったとしても、それはそれでお互いに別の価値観として尊重し合うこともできるもんね。
でも、好きな人がノンケだったりモノガミーだったりして、そういう人にカムするのって本当に勇気がいるよね。
じゃあ、好きな人にセクシャリティをカムする場合のステップを紹介するね。
Step1 一般論として同性愛・複数愛を話す
同性愛とか複数愛とか、そういうことをテーマにしてる本の話を出して「こういう感じの本を読んだんだよね〜」とかね。
そんなふうにして話題に出してみる。
それから、同性愛とか複数愛とか、そういうものをテーマにしてる映画を一緒に見るとかね。
そんなふうに、一般論として同性愛とか複数愛とかについて話して、相手の反応を見ることだよね。
「えーやだありえない、ムリ」みたいな反応なのか。
「へ~いろんな形の愛があるんだね」みたいな反応なのかね。
Step2 冗談のフリをして言う
最初は軽く冗談っぽい感じでいろいろ言ってみること。
同性愛
「あたしって女好きだからね〜」
「そんな可愛い顔されるとドキドキしちゃうじゃん」
ポリアモリー
「好きな芸能人いっぱいいるんだよね」
「好きな人を一人には決められないよね~」
「浮気性なんだ~」
そういうキャラっていうことにして、冗談っぽく言ってみるのがいいかもしれないね。
Step3 恋愛相談をしてみる
相手が誰だかは分からないようにして話してみることね。
「実は、同性を好きになっちゃったかもしれないの」
「今付き合ってる人以外に好きな人ができちゃったんだよね」
そんな感じで、あくまでも別の人として相談すること。
「どうしたらいいかな~」っていう感じで、軽く話してみる。
で、この時に、ムリそうな反応とよさそうな反応っていうのがあるの。
・ムリそうな反応
「やめたほうがいいよ」
「なんで? どういうこと? 今付き合ってる人がかわいそう」
事情を聴かずに一方的に批難する
気まずそうにして話題を終わらせる
動揺してるのを隠そうとする
ピンと来ない
結論を急ぐ
・良さそうな反応
事情や状況や気持ちを詳しく聞いてくれる
相談に乗ろうとしてくれる
「好きっていうのはどういう感じの好き?」
「友達じゃダメで恋愛として好きだから付き合いたいとかそういう感じなの?」
「相手はどういう人なの? 相手は同性とか複数とか大丈夫そうなの?」
「今その人とはどのぐらいの付き合いなの?」
そういうふうに、事情を聴いてくれたりとか。
「そういうことってあるんだね」
「どうしたらいいんだろうね」
一緒に考えてくれる、一緒に悩んでくれる。
こういう反応だったら、大丈夫かもしれないね。
最終的には同性愛とかポリアモリーとかを受け入れてくれる可能性もありそうだよね。
それに、たとえ恋愛的にはうまくいかなくても、人として信頼できそうだから、その後友達としてやっていける可能性も高いよね。
まとめ
カミングアウトって、一回で終わらせられることじゃないんだよね。
時間をかけてちょっとずつ知ってもらわなくちゃいけないの。
場合によっては半年とか一年とか。
そのぐらいかけてもいいようなことなんだよね。
異性愛者と、同性愛者。
モノガミーと、ポリアモリー。
それぞれ価値観が全然違うじゃない?
アメリカ人と日本人ぐらい違うよね。
だから、お互いに時間をかけて少しずつ知り合っていくのが大事なんじゃないかな。
ハイ、そんな感じでした。
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