5分で分かる! LGBT+が生活の中で困ることと悩みの具体例 当事者の声をカウンセラーが解説!

セクシャルマイノリティだと、生活の中で困ることっていろいろあって、

例えば制服やトイレの問題、結婚の問題、それから恋愛トークの問題。

自分の性別と違う制服やトイレを使わなくちゃいけない。

パートナーがICUに入った時も、自分は入れない。

恋愛やセクシャリティについて気軽に話せない。

こんなふうに、日常的に困ることがいろいろあるんだよね。
だから社会全体で考えて行きたいよね。

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にじいろ保健室へようこそ、セクマイ発達カウンセラーのダイヤです。

セクシャリティについての質問に、当事者目線でお答えします。

今日のテーマは「LGBT+ 困ること3つ」


セクシャルマイノリティとして生活の中で困ることを紹介するね

1 恋愛トークの問題
自分のセクシャリティや恋愛のことを正直に言えない

何気ない一言で場の空気が凍る

みんなが気まずい顔になってハレモノ扱いされる

「橋本環奈ちゃん好みだな~」「こないだ彼女とデートしてる時にね」

そんな一言だけで一気に緊張感が走るから言いにくい 

友達と恋バナではしゃいだりもしにくい
場合によっては隠さなくちゃいけない

常にうっかり口を滑らせてしまわないように気を貼ってなくちゃいけない ストレス
ウソをつかなくちゃならない

2 制服とトイレ
トランスジェンダーって言われるような心の性別とカラダの性別が違う人は

ネクタイやスカートに嫌悪感があったりする

中学高校 冠婚葬祭 就職活動


ちょっと想像してみて

もし自分が今から毎日自分の性別と違う服を着なくちゃいけないとしたらツラいよね
「なんでわたしがズボン履かなくちゃいけないんだろう?」
「なんで僕がスカート履かなくちゃいけないんだろう?」って悩むよね

トイレももし今から「あなたは自分の性別と違うトイレに入りなさい」って言われたらかなり大変じゃない?
トランスジェンダーの人にとっては今の状況だと
男性トイレに入ると襲われる 女性トイレに入ると通報される

だから家の外ではトイレに行けないっていうトランスジェンダーの人も多くて

膀胱炎や脱水症状に悩んだりする

3 結婚

何十年も一緒に暮らして家賃を折半してる同性カップルがいます

家の名義になっていた人が亡くなった場合

もう一人は家に関して何の権利もない

状況によってはすぐに退去しなくちゃいけない
そういうことが実際にたくさん起こってるの

パートナーが重体になってもICUに入れない

法律婚ができないとこんなことがあるんだよね


こんなふうに今の社会ではセクシャルマイノリティの人にとっては生きづらいなしんどいなって感じる部分がまだまだたくさんあるんだよね

だから社会全体で一緒に考えて取り組んで行かなくちゃいけないよね

はい、そんな感じでした。

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ABOUTこの記事をかいた人

パンセクシャルでポリアモリーでADHD虹 当事者カウンセラーとしてオンラインカウンセリングやYouTube配信など各メディアで積極的に活動中。