世界が崩壊しそうで怖いとか、自分のせいで戦争が亡くならにとか、そういう気持ちになって激しく落ち込むっていう症状があるのね。
その裏にはね、すごく強い野心とか名声欲とか、社会に対する貢献世級があるんだよね。
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大人の保健室へようこそ、セクマイ発達カウンセラーのダイヤです。
このチャンネルでは、セクシャリティや発達障害などについての質問にお答えしています。
今日のテーマは「世界が崩壊する」。
世界が崩壊しそうな気がして怖いとか、
自分のせいで戦争がなくならないとか、
コロナの蔓延を止められなかったことが申し訳ないとか。
こういう気持ちになって激しく落ち込んだり、不安で仕事が手につかなかったり、そういうことってあるんだよね。
で、これがどういうメカニズムかを説明するね。
その裏側にあるのは、「世の中に自分の能力を認めてもらいたい」っていう気持ちなんだよね。
もっと自分の実力は評価されるはずだ
評価されるべきだ
それなのに自分の実力が世間に認められてない
そういうような強い怒りがあるのね。
もともと、極端な成功ストーリーに憧れてるの。
ビルゲイツとか、イチローとかね。
その人と自分を比べて自信を無くしているんだよね。
「本来自分は世界中に強い影響を与えているはずなのに」
「でも、実際はそうじゃない」
「自分を正当に評価してくれない世界が憎い」
「崩壊してしまえばいいのに」
こんな感じで、極端な成功ストーリーを実現できないストレスが、真逆の極端な失敗ストーリーを作り出しちゃってるんだよね。
世界を崩壊させるほどの力を持っている自分。
そういう自分になりたいっていう願望の現れなの。
じゃあ、こういう気持ちになってツラいっていうことだったら、どう対策したらいいかだよね。
まずは、「有名になりたい 一番になりたい」っていう名声欲を自覚して上手く解消することだよね。
ゲームとかスポーツでランキングを取って自分の名声欲を満たすってことを日常生活でチョコチョコやるとかね。
もう一つ、根本的な解決方法ね。
名声欲とか評価されたい認められたいとか、そういう自己顕示欲は誰でもあるよね。
でも「世界が崩壊する」とまで思ってツラい、怖い、不安になる。
そういうレベルだったら、けっこう根深いトラウマがあるかもしれない。
順位 年収 評価
そういうものを要求されるのが苦しい
そういうことで競わなくちゃいけないことがすごくしんどい
その心の傷を癒してあげることが大事じゃないかな。
順位とか、年収とか、評価とか。
そういうものがないとあなたはダメな人間だよ。
そういうものがないとあなたは魅力的じゃないよ。
それがないと、あなたはここにいちゃいけないんだよ。
生きる価値がないんだよ。
そう言われて傷ついたっていうことがあるんだよね。
でも、実際は全然そうじゃないよね。
実際は、順位や年収や評価がなくても、あなたには素晴らしい魅力があるんだよね。
こういう人ほど、社会に貢献したいっていう気持ちが強いのね。
根本には、すごい温かい優しさを持ってて、何気ない思いやりの気遣いができるんだよね。
日常的にささやかな幸せを周りの人に与えてるの。
そういう心の温かさをを認めてもらえてない、分かってもらえてない。
順位順位って言われて傷ついて孤独を感じてるんだよね。
なので、一方では評価してもらえなくて傷ついた気持ちを癒して、自分の心の温かさとか社会への貢献度の高さを自覚すること。
で、もう一方では、向上心って実は自己否定の裏返しでもあるから、その扱い方を気を付けることだね。
向上心っていいことだけど、実は自己否定の裏返しだから、丁寧に取り扱うようにすることじゃないかな。
ハイ、そんな感じでした。
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