野生動物の世界で観察される同性愛行動っていうのは、「グループ全体のストレスを和らげるための純粋な親愛行動」っていうふうに考えられてるの。
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こんにちは。
自由過ぎるセクマイカウンセラーのダイヤです。
今日のテーマは「生物学的に見る同性愛」。
前回はスピリチュアルに見る同性愛ということで、同性愛のスピ的な意味を説明したから、今回は同性愛の生物学的な意味を説明するね。
まずね、野生動物の世界にも同性愛行動っていっぱいあるのね。
ないと思っている人が多いんだけど、実はすごくいっぱいあるの。
別にね、ホモサピエンスだけの特殊な行動じゃなくて、例えばペンギンとかイルカとかキリン、サル、ゾウ、ヒツジ、フラミンゴ、カモメ…それぐらいたくさんの種類の野生動物が同性愛行動をするの。
これはね、生物学的には「純粋な親愛行動」っていうふうに考えられているのね。
例えば、ある生命体グループの中で激しい競争とか残酷な殺戮とかが起こって全体数が急激に減ったりすると、グループ全体にすごく強いストレスがかかるでしょ。
そうすると、そのグループの中の温厚で平和的な個体同士が同性愛行動に出るようになるの。
グルーミングって聞いたことあるかな。サルがノミ取りとかするでしょ?
そういうコミュニケーションの意味でのスキンシップだよね。
同性愛もそういうグルーミングの一種。スキンシップとか親愛行動なのね。
集団で生きている動物だから、生き延びていくためにグループ全体が仲良くないといけないでしょ。
グループ内でケンカしてたら全体が生き残れないもんね。
だから、群れで生きる動物ってグループの中のストレスが高くなってくると、敏感で温厚な個体が本能的にみんなのストレスを和らげようとして同性愛行動をし始めるのね。
あのね、実は繁殖を目的とした生殖行為っていうのはグループ内で争いを生む原因になっていることがけっこうあるのね。
メスをめぐってオス同士が対立したりとか、メス同士が序列を作って優劣を争ったりとかね。
そういう状況の中で、グループの中でも特に敏感で温厚な個体が繁殖を目的としない、生殖行為じゃない、純粋な親愛行動として同性愛行動をしてグループ全体を癒そうとするっていうことがすごくよくあるの。
性行為って繁殖だけが目的じゃないんだよね。
親愛行動として集団で生きる動物にとってはすごく大事な癒しの行為なの。
高等生物ほど、繁殖を目的としない性行為をするんだよね。
だからホモサピエンスの場合でも、グループ全体、社会全体に対しての癒しの行動として温厚な個体が同性愛行動をするっていうふうに考えられてるのね。
実際に、社会性とか親和性に関係するホルモンの量が多い人ほど同性愛行動をする傾向があるっていう、そういう調査結果も出ているくらいなのね。
だから「同性愛の人ってすごく繊細でやさしい人が多いよね」って言われるのはそういう訳なのね。
はい、そんな感じでした。
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それではまた次の記事でお会いしましょう。
自由すぎるセクマイカウンセラーのダイヤでした。ラビュー♥
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