5分で分かるLGBT+ 子供にどう説明する? 小学生に向けた多様性教育の在り方とは

にじいろ保健室へようこそ、カウンセラーのダイヤです。

セクシャリティについての質問に、当事者目線でお答えします。

今日のテーマは「LGBT+ 子供にどう説明する?」

小学生ぐらいの年齢の子どもに多様性っていうことをどう教えるかだよね。


三つのポイントを紹介するね。

1 本人の好きなものを尊重する

例えば、
「電車が好きなんてやっぱり男の子だね」とか、
「女の子だからお姫様になりたいんでしょ」とか。

そんなふうに性別で好きなものを決めつけないってことが大事だね。

その子が、男の子であっても、女の子であっても、それ以外であっても、

「電車が好きなんだね」
「スカートが好きなんだね」
「同級生のことが好きなんだね」
っていうふうに、ふだんから性別に関係なくその子が好きなものと苦手なものを受け止めること。

これが、まずすごく大切だと思う。

2 世の中にはいろんな生き方をしてる人がいるということを教える。

例えば、

同性で結婚してる

外国人と結婚してる 

結婚していない 

子供を持っていない

こんなふうに、世の中にはいろんな生き方をしている人がいるんだよ。

どんな形でも、みんな幸せに生きてるでしょ。
幸せって、いろんな形があるんだよって言うことを教える。

これもすごく大事だね。


3 あなたもどんな人をどんなふうに好きになるか、無限の可能性があるということを教える

同性を好きになることもあるかもしれない

複数の人を好きになることもあるかもしれない

年の離れた人や外国人を好きになることもあるかもしれない

アイドルや俳優さんを好きになることもあるかもしれない
誰のことも好きにならないかもしれない

いろんな幸せの形があって、どんな形でも幸せになれるから大丈夫なんだよ。

自分だけの幸せの形を探しに行ってね。そういうふうに教えることができると、多様性の本質を伝えることができるんじゃないかな。

はい、そんな感じでした。

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パンセクシャルでポリアモリーでADHD虹 当事者カウンセラーとしてオンラインカウンセリングやYouTube配信など各メディアで積極的に活動中。